レターヘッドや封筒の印刷をしたことのある人なら、インクを作っているパントーンという会社を聞いたことがあるかもしれませんが、そのPantone社が毎年年末に発表している「来年の色」。
Marsala (マルサラ)というと、ワイン通なら聞いた頃があるかも知れませんが、酒精強化ワインの一種のマルサラワインの産地、シチリア島のマルサーラという町の名前が由来しているようです。
ワインレッドというよりは、チョコレートやコーヒー色との中間といっう感じで、日本人の感覚なら『栗色』に近いのかもしれませんね。
Marsalaは、Pantone社によりますと、豊かさ、洗練された、天然の大地、上品、万人に受け入れられる色として紹介されています。
また、夏よりは冬に合う色ですので、冬の印刷物に使ってみてはいかがでしょうか。
さて、デザイナーの皆さんは、パントーンばかり使うわけではないと思いますので、Marsala のCMYKとRGBの分解色を記載しておきますので、ぜひ使ってみてください。
デザイン好きの皆さん、こんにちは。
本日は、
耳なし芳一もびっくりな摩訶不思議なアルチンボルドデザインのポスター広告です。
Advertising Agency: McCann Erickson, Tel-Aviv, Israel
Creative Director: Rona Yakobi
Art Director: Kfir Reuveni
Copywriter: Eddie Gartsman
Illustrator: Eli Azarzar
Additional credits: Tomer Rotenberg, Guy Barak, Or Zer-Aviv
Published: July 2013
これは衛星テレビ局のポスターで、右下にGame of Thronesというファンタジー番組のロゴが入っています。
この番組の不思議な世界を表現したのでしょうか。
文字は番組名や出演者名やキャッチフレーズが羅列されているみたいです。
アルファベットは日本の漢字のように象形文字ではなく記号なので、そのままではデザインするのが難しいですが、このように文字や文章で絵を描くことで、独特の表現ができます。
ところで、このようなデザインの手法は昔の絵画にも見られます。
そう、かの有名な
(wikipedia commons)
オランダの画家ジュゼッペ・アルチンボルドの絵です。
果物や植物を集めて人の顔にしているのですね。
このような手法を「アルチンボルド風」と呼びます。
日本の古典的なデザインにはうなぎやの看板があります。
これはよく使われるパターンなのですが、こうした遊び心がデザインになるのですね。
アルチンボルドにしてもうなぎにしても、遊び心が優れたデザインを生み出しています。
ところで冒頭の文字で描いた顔ですが、昔は大変な作業だったでしょうけど、今日ならイラストレーターで線画で顔を描いて、その線をパスにして文字を流し込むことができます。
美しい形にするためには、文字の大小の調整やフォントの選び方がポイントといったところでしょうか。
うっ、おっ、これはもしや!
この2ポンド硬貨よく見ると、Oliver Twistとか、A Tale of Two Citiesとか、Great Expectationsなどディケンズの書いた本のタイトルでディケンズの顔の形が掘られています。
超おしゃれ〜!
皆さんも是非身の回りのアルチンボルドデザインを探してみてください。
きっと見つかるはずですよ!
それでは、また次回をお楽しみに。
By Angus Miyaji
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[heading style=”1″]楽らく印刷便利帳【第1・3月曜日】
~トンボと印刷の関係とは?~[/heading]
[quote style=”1″]
印刷?トンボ?どんな関係なのでしょうか?
どんなものかというと、
上のよう、印刷するデザインの周りにつけるマークのことなんです。
*わかりやすいように日本式のトンボを掲載していますが、西洋トンボは二重線ではなく1本線になっています。
トンボという名称の由来は、縦と横それぞれ真ん中にある十字のマークがトンボの形に似ているから、ということらしいです。
四隅についているのをコーナートンボ、真ん中にある十字のものをセンタートンボと呼びます。
でも、なんでトンボが必要なのでしょうか?
印刷機ではCMYKの4色の版で、塗り重ねて印刷します。
ところが、4つの版の1つでも位置がずれてしまうと、版ズレという印刷の色のズレが起きてしまうのです。
版ズレを防止するための位置合わせするのに、トンボが役に立つのです。
さらに、その他にも、
印刷工程の後、紙を指定のサイズに裁ち落とすのですが、その断裁をするガイドとしてトンボを使用します。
このため、チラシなどの印刷物の端まで、背景色を塗ったり、写真を印刷したいと考えている場合にもトンボが必要となります。
断裁の行程は、紙や断裁機などの性質上、通常0.数ミリ〜1ミリの世界で誤差は生じてしまうのですが、そのような誤差が生じても不自然な仕上がりにならないようにトンボを目安にして、仕上がり範囲(断裁エリア)の外まで色を塗り足す必要があるのです。
通常、特に指定がなければ、「塗りたし」は約3mmとる(トンボで指定した仕上がり範囲よりも外側3mmまで背景色などを伸ばす)のが一般的です。
完全印刷用のデータを入稿するときには、仕上がりサイズの目印であるトンボの外3mmにまで色をのばしたデータを作成しないと、データに「塗り足し」をつけてくださいっと言われてしまいますので気をつけてくださいね。
日本式トンボの場合は、コーナートンボの線が交差しているところが仕上がり範囲の外側3mmなっていることが多いので、そこまで塗り足すのが一般的です。
紙の「版下」を印刷所に入稿していた時代は、デザイナーはカラス口と定規で、自分でトンボを描いていました。
現在ではIllustratorなどのソフトウェアで、簡単にトンボを作成することができます。
これを「極楽トンボ」機能と呼びます(ウソ)。
それでは、また来週お会いしましょう。
By Angus Miyaji
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デザイン好きの皆さん、こんにちは。
本日は、
です。
で、今回、ご紹介したいのは、
インパクト抜群のこちらのポスター広告デザインです。
Advertising Agency: Grey Healthy People, USA
Creative Director: Chee Guan Yue
Art Director: Ning Li
Global Account Director: Jason Kahner
って聞こえてきそうですね。
ちなみに、こちら、なんの広告かわかりますか?
正解は、
コピーも
です。
電車の中で大声で泣いたり、家のあちこちを破壊したり、
親の言うことを聞かずに反抗する、「たちの悪い」赤ん坊も
このおしゃぶりだったら大丈夫、ということですね。
まさに、泣く子も黙るおしゃぶり。
ところで、一見アブナイポスターに見えますが、アメリカのデザイナーが日本のヤクザ映画のポスターを参考にしたのでしょう。
欧米では面白いと思っても、怖くはないかもしれません。
他にも、パンクガールやタトゥボーイというシリーズもあるそうです(こちら)。
今後、広告やチラシ、ポスター、パンフレットなどのデザイン作成の際には、
是非このようなインパクトのあるアイディアも参考にしてみてください。
それでは、また次回をお楽しみに。
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[heading style=”1″]楽らく印刷便利帳【第1・3月曜日】
~紙のサイズはどうやって決まったの?~[/heading]
[quote style=”1″]
現在の用紙や紙のサイズはどのようにして決まったのでしょうか?
大昔はパピルスや羊皮紙などを使っていましたから、用紙のサイズは、その都度必要に応じて自由に作られていました。それから時間を経て、少しずつ見た目のバランスの美しさを重視するようになっていったようです。
現在、見た目のバランスで最も美しいとされるのは「黄金比」と言われるタテヨコの比率です。
「黄金比」の説明は少し難しいのですが、線分を1:xに分割する際に、xが1:x=x:(1+x)になるように分割できるサイズということです。
数学的な講釈で難しいですよね…
なるべく簡単に説明しますと、「黄金比で構成された長方形は、下のイメージのように正方形とする部分と元のタテヨコ比と同じ長方形に分割する事が出来、これを繰り返すことで、無限個の小さな正方形に分割できる長方形」、ということになります。
次の図が黄金費の長方形のサンプルです。よく見てみてください、どんどん正方形に分割することができるのがわかりますか?
正方形に分割されて残った部分は、元の長方形のタテヨコ比と同じなので、同じようにどんどん正方形に分割していけるのです。次の図は日本の岐阜県の教育委員会が黄金比について説明したページからの引用です。
上の長方形のように、黄金比の長方形は、無限の正方形で埋め尽くされた長方形なのです。
こういう性質があるから人の目には美しく感じるようです。
黄金比は、美しい比率として、実は昔から絵画の構図などにもよく使われているんです。
下の絵画の構図が安定して見えるのは、夫人の横たわる姿が黄金比の長方形に収まるように構成されているという理由だからだそうです。
wikipediaより。ジャック=ルイ・ダヴィッドの『レカミエ像』(1800年)。
さて、グーテンベルクの活版印刷が登場すると、印刷が盛んになり、そのための用紙が大量に必要になります。
ところが、黄金比で紙をつくると、半分に折った時に、紙のタテヨコ比は変わり、黄金比では無くなってしまいます。
印刷物にとっては、以前のブログ「A4やA3の紙のサイズってどんな大きさ?」で紹介したように、これは不都合なのです。
そこで、ドイツの工業規格として採用されたのが、「白銀比」と呼ばれる、紙の比率です。
その比率はこのようなものです。
この比率、見た事ないですか?
そうです、「A4やA3の紙のサイズってどんな大きさ?」の記事で触れましたが、覚えていますでしょうか?
そのとき、紹介しましたように、これは何回半分にしても同じ縦横比になる便利な比率です。
その後、面積が1平方メートルとした、タテヨコ比が「白銀比」となる841ミリ×1189ミリの用紙がA0と定められました。
そして、A1、A2、A3、A4、A5…と、数字がひとつ増えると、半分のサイズになるように、「白銀比」の用紙が決められたのです。
現在A版の用紙は、国際的なISO規格として定められ、ポスターやチラシやパンフレットなど、数多くの印刷物が、これらのサイズを基準にデザインされているのです。
なお、A版の紙の用紙のサイズはあくまでも仕上がりの紙のサイズのお話で、原紙のサイズは、印刷の後に「裁断される部分」を含めるため、ちょっと大きなサイズになっています。
次の「楽らく印刷生活ブログ」では、印刷の後に「裁断される部分」に関連して、裁断する位置を定める「トンボ」についてご紹介したいと思います。
それでは、また次回をお楽しみに。
By Angus Miyaji
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人を引きつける良いデザインといわれるものは、どんなデザインでも、読み手の受ける印象を意識しして、作成されています。
それがデザインの「センス」です。
センスは単に美しいかどうかではありません。
「ビジネスの目的に沿った良い物」をつくるセンスが必要なのです。
読み手の受ける印象は、レイアウト、色使い、写真やイラストなどの要素にも影響されますが、意外と大切なのが、フォントによる印象の違いです。
特にタイトルやキャッチフレーズなど、全体のデザインを左右する文字は、
フォントを慎重に選ぶ必要があるのです。
そこで、本日は、センスの良い印刷物をデザインするために
を一緒に考えてみたいと思います。
どんな印刷物でも、作成する側には、閲覧者に何かしらの行動を喚起させたいという目的があります。
例えば、名刺には「名前を覚えてもらいたい」、
チラシには「商品やサービスを購入してもらいたい」、
会社案内には「安心してもらいたい」、など様々な目的が考えられます。
他にも、「良い印象を持ってもらいたい」、
「安いこと(お得なこと)を知ってもらいたい」、
「品質がよいことを知ってもらいたい」、
このような目的もありますよね。
あなたの印刷物にはどのような目的がございますか?
フォントには、均整のとれた読みやすい「普通のフォント」もあれば、装飾的なものや、インパクトがあったり、安っぽいかったり、いろいろなデザインもありますが、印刷物の目的に合わせて、読み手に受けてほしい印象を考え、それにあったフォントを使用することが重要なのです。
実際に、フォントの違いによって読み手の受ける印象はどれ位変わるのでしょうか?
その一例として、練習問題を用意してみましたので、下の3つの質問を読み、以下の8つのフォントから最も当てはまりそうなフォントはどれか考えてみてください。
A 「100%満足度間違いない」と感じるのはどのフォントですか?
B 「安心で高品質のサービス提供」と感じるのはどのフォントですか?
C 「安そう」と感じるのはどのフォントですか?
これが正解というものはありませんが、上の異なる3つの質問に対して、それぞれ異なる3つのフォントを選ばれたのではないでしょうか?
私の場合には、
A 「100%満足度間違いない」のはヒラギノ角ゴ、
B 「安心で高品質のサービス提供」なのは、DFP中楷書体 or 小塚明朝Pr6N、
C 「安そう」なのは、DFP勘亭流 or DFT太丸ゴシック体
を、選びました。皆さんはいかがでしたでしょうか?
フォントは他にも、「男性っぽい強いフォント」や「女性っぽいやさしいフォント」、「中性的なフォント」などもありますので、相手に合わせ、フォントの使い方を考えると、広告などの反応が上がります。
例えば、同じお酒の広告でも、読者に与える印象は、こんなに違いがあります… 笑。
今度、広告やチラシ、ポスター、パンフレットなどを見かけた際には、フォントの違いによる読み手の印象の違いを考えてみると、デザインのスキルが上達するかもしれませんよ。
それでは、また次回まで。
By Angus Miyaji
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[heading style=”1″]楽らく印刷生活ブログ【第1・3月曜日】
~紙の規格サイズとは~[/heading]
[quote style=”1″]
普段、皆さんがオフィスなどで一番よく使用されているコピー用紙やレターヘッドは「A4という紙のサイズ」ではないでしょうか?
A4というと、一般的には「普通のサイズの紙」ですよね。
では、A4以外に、他にどれくらいの紙のサイズがあると思いますか?
実は、印刷用の紙は、A版、B版、C版などいろいろあるのです。
そして、もともとの紙の大きさ(全紙)はA0、B0、C0と呼ばれており、国際規格(ISO216, 269)で紙のサイズが決まっています。
例えば、A0は、日本の新聞紙を広げて2枚並べたぐらいの紙のサイズです。
そして、A0を「2つ折り」にしたのがA1、A1をまた「半分」にしたのがA2、 A2を「半分」にしたのがA3、それをまた「半分」にしてお馴染みのA4になります。
そう、紙のサイズにはこのような
それは、「半分に折っていくと下のサイズになる」というルールです。
「A0 (1188 x 840mm)」を半分に折ると「A1 (594 x 840mm)」
「A1 (594 x 840mm)」を半分に折ると「A2 (594 x 420mm)」
「A2 (594 x 420mm)」を半分に折ると「A3 (297 x 420mm)」
「A3 (297 x 420mm)」を半分に折ると「A4 (297 x 210mm)」
「A4 (297 x 210mm)」を半分に折ると「A5 (148.5 x 210mm)」
「A5 (148.5 x 210mm)」を半分に折ると「A6 (148.5 x 105mm)」
1枚が2枚、2枚が4枚、4枚が8枚…という、がまの油売りみたいに、 半分づつ小さくなって枚数が増えていくのです。
「A4 (297 x 210mm)」を二つ横並びに並べると「A3 (297 x 420mm)」になるということも言えます。
コピー機やプリンターでは、はじめからA4のサイズに切った紙に印刷しますが、
印刷所ではA0という、とても大きな紙に印刷し、裁断して、A4などのパンフレットやチラシにしているのです。
印刷の定型紙のサイズはいろいろあって複雑そうですが、 実は「倍」とか「半分」とかでできているので、比較的、覚えやすいんです。
[quote style=”1″]
例えば、「折ったサイズがA4になる2つ折パンフレット」を作成したいとします。
折った時にA4になるので、A4の倍の紙のサイズにデザインを印刷し、2つに折る必要があります。
この場合、深く考えなくても、A版という規格があるおかげで、A3サイズの用紙にデザインを印刷し、そこから半分の2つ折りにすれば、希望のパンフレットが作成できるとすぐに分かるのです。
もし、A版という紙のサイズの規格がなかったら、デザインするにも、印刷するにも困りますよね。
冊子を作成する場合も同じです。
A5サイズの8ページの冊子は、A5の倍の大きさのA4の紙を2枚、両面に印刷して2つに折ってから、ホッチキスなどでくっつければいいのです。
(実際の印刷所では、A0にA5サイズが32ページできるので、A5サイズの8ページの冊子を一気に4冊分印刷して、裁断して製本します。)
でも、これだけではありません。さらに、もっとすごーい特徴が、あるんです。
ということは、A3で作成されたデータをA4に縮小したりすることもできるんですよ。
その理由は、
なぜ、こういう比率になっているのか、という理由は、次の図でお考えになってください。
ピタゴラスな世界ですね(笑)
マニアックな話になってきましたので、この話の続きは次回、紙のサイズの出来た歴史を紐解きながら説明出来ればと思います。
それでは、また来週お会いしましょう。
By Angus Miyaji
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印刷で一番トラブルになりがちなのが「文字関係」です。
[quote style=”1″]
というような経験がありませんか?
あるいは印刷会社に
[quote style=”1″]
印刷で文字のトラブルを回避するためには
をすることがベストなんです。
なぜ、アウトライン化という作業が必要なのでしょうか。
それは、コンピュータは所有者によって、インストールされているフォントが異なるからです。
あるコンピュータで使用したフォントは、そのフォントがない別のコンピュータの画面では、そのとおりに見えませんし、印刷出来ません。
つまり、書類を作成してもコンピュータが変わると、同じフォントが使えない可能性があるのです。
印刷会社もコンピューターを使用しますので、作成社の意図したように表示をしないというリスクが生じてしまうのです。
下の方法に従って「全てのフォントをアウトライン化」してみてください。
PDF化する場合も、アウトライン化してからPDF化してください。
(*どちらの場合も、「全て」の文字情報を選択してからアウトライン化しください。)
[label style=”warning”] 注意[/label]
フォントをアウトライン化すると、「文字」ではなく「図形」になってしまうため、後から文字を修正したり、フォントの種類や大きさを変えたりすることができなくなります。
そこで必ず、アウトライン化する前のデータを別ファイルとして、別けて保存しておきましょう。
例えば、アウトラインをかけたファイルには、下のように最後に「ol」(outlineの略)をつけるなどすると分かり易いです。
file-name_ol.ai
今回は、少々難易度が高かったかもしれませんが、もしご質問などありましたら、お気軽に弊社スタッフまで聞いてください。
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デザイン好きの皆さん、こんにちは。
本日は、
を紹介したいと思います。
こちらは、アメリカのyogaの学校の集客用宣伝ポスターです。
今回の広告:Yoga shelter
Creative Director: Vida Cornelious
Associate Creative Director / Copywriter: Dilam Mattia
Associate Creative Director / Art Director: Jonathan Garay
Published: January 2013
一見、不思議な広告ですが、
フローリングの床みたいなのをバックに黒いマット、
その上の手と足の形が動いて、数が変化しています。
Day1, Day2,…と進んでいき、Day9には何もない!
どういうことなんでしょうか?
そうなんです、9日で空中浮遊できるようになるんですよ。笑?
「まさかね...?」
こちらのデザインは、目に飛び込んでくるようなインパクトはないのですが、
オチもちゃんとヨガの上達ということにマッチしているので、
この学校に通えば、短い期間でもヨガが習得できそうな感じを受けませんか?
デザイン的に派手さはなくても、美しさや均整や、動きはあります。
ブラウンのフローリングをバックに黒い整然と並べられたマット、
その上のオレンジの手と足が、アクセントになっています。
それらが、ストーリーを構成しているのです。
とても秀逸に、さりげなく、デザインされています。
広告やチラシ、ポスター、パンフレットなどのデザイン作成の際には、是非このようなちょっと面白いアイディアも参考にしてください。
それでは、次回までに練習し、私も仙人になろうかと思います。
By Angus Miyaji
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〜プロのデータ送信術〜[/heading]
添付のデータが重くて印刷会社にメールを送れなかったこと、ありませんか?
社内でデザインデータを作成されたり、外注デザイナーにチラシなどのデザインを依頼した場合には、データを印刷会社に送る必要がありますが、あなたならどうされますか?
「Eメールで送る」と答えるかたがほとんどです。
たしかに、印刷会社でもEメールでの入稿が一般的です。
しかし、デザインデータが大きい場合、Eメールでは障害が起きることがあります。
という失敗談はよくあります。
普通は送信者のメールボックスに「エラーメール」が届いて、わかるものですが、
エラーメールすら届かない、行方不明の白ヤギさんメールになることもあります。
ひとつの目安としてファイルサイズが10MGを超えたら、メールがとどかなくなる可能性がでてくると考えた方が無難です。
最悪の場合には、印刷会社にデータが届かず、印刷の納期が間に合わなくなることも起こりえます。
そこで便利なのが、
Webで検索すると、たくさんサービスが出てきます。
しかし、
①「大きなファイルを送信できる」
②「相手がダウンロードしたときに通知が来る」
③「事前登録必要なく、使うのがとても簡単」
と三拍子そろった無料サービスは、ほとんどありません。
そこで、オススメするのが、私たちも毎日のように使用しているこちらの
というファイル送信サービスです。
このように、非常に便利なサイトですので、今度重いファイルを送る必要があるとき、是非 www.wetransfer.comを使ってみてください。
今回のテーマいかがでしたでしょうか、皆さんのお役に立てれましたでしょうか?
これからも、印刷とデザインに便利な情報を発信していければと思います。
来週もお楽しみに。
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