Image Image Image 01 Image Image Image Image Image Image Image Image Image Image

相談できる印刷サービス

TEL (日本語ライン)
+44 (0) 20 8123 0275
Scroll to Top

To Top

ロンドン印刷便利帳 イギリスのロンドンで印刷するなら知っておきたいトリビアや実用的なポイントをお伝えします。

A4やA3の紙のサイズってどんな大きさ?

[heading style=”1″]楽らく印刷生活ブログ【第1・3月曜日】
~紙の規格サイズとは[/heading] 紙のサイズ

 [quote style=”1″]

紙のサイズのお話です。

[/quote]

 
普段、皆さんがオフィスなどで一番よく使用されているコピー用紙やレターヘッドは「A4という紙のサイズ」ではないでしょうか?

 
A4というと、一般的には「普通のサイズの紙」ですよね。

 
では、A4以外に、他にどれくらいの紙のサイズがあると思いますか?

 
実は、印刷用の紙は、A版、B版、C版などいろいろあるのです。

 
そして、もともとの紙の大きさ(全紙)はA0、B0、C0と呼ばれており、国際規格(ISO216, 269)で紙のサイズが決まっています。

 
例えば、A0は、日本の新聞紙を広げて2枚並べたぐらいの紙のサイズです。

 
そして、A0を「2つ折り」にしたのがA1、A1をまた「半分」にしたのがA2、 A2を「半分」にしたのがA3、それをまた「半分」にしてお馴染みのA4になります。

 
そう、紙のサイズにはこのような

 

単純なルールがあるんです!

 
それは、「半分に折っていくと下のサイズになる」というルールです。

 

Screen Shot 2013-06-06 at 20.36.25

 
「A0 (1188 x 840mm)」を半分に折ると「A1 (594 x 840mm)」
「A1 (594 x 840mm)」を半分に折ると「A2 (594 x 420mm)」
「A2 (594 x 420mm)」を半分に折ると「A3 (297 x 420mm)」
「A3 (297 x 420mm)」を半分に折ると「A4 (297 x 210mm)」
「A4 (297 x 210mm)」を半分に折ると「A5 (148.5 x 210mm)」
「A5 (148.5 x 210mm)」を半分に折ると「A6 (148.5 x 105mm)」

 
1枚が2枚、2枚が4枚、4枚が8枚…という、がまの油売りみたいに、 半分づつ小さくなって枚数が増えていくのです。

 

その逆も真なり!

 
「A4 (297 x 210mm)」を二つ横並びに並べると「A3 (297 x 420mm)」になるということも言えます。

 

A版の数字が1大きくなると、紙の面積は半分になっていき、A版の数字が1小さくなると紙の面積が倍になって行くんです。

 
コピー機やプリンターでは、はじめからA4のサイズに切った紙に印刷しますが、
印刷所ではA0という、とても大きな紙に印刷し、裁断して、A4などのパンフレットチラシにしているのです。

 
印刷の定型紙のサイズはいろいろあって複雑そうですが、 実は「倍」とか「半分」とかでできているので、比較的、覚えやすいんです。

 
[quote style=”1″]

でも、たまたま偶然ではなく、
他にも、便利な理由があるんです。

[/quote]

 
例えば、「折ったサイズがA4になる2つ折パンフレットを作成したいとします。

 
折った時にA4になるので、A4の倍の紙のサイズにデザインを印刷し、2つに折る必要があります。

 
この場合、深く考えなくても、A版という規格があるおかげで、A3サイズの用紙にデザインを印刷し、そこから半分の2つ折りにすれば、希望のパンフレットが作成できるとすぐに分かるのです。

 
もし、A版という紙のサイズの規格がなかったら、デザインするにも、印刷するにも困りますよね。

 
冊子を作成する場合も同じです。

 
A5サイズの8ページの冊子は、A5の倍の大きさのA4の紙を2枚、両面に印刷して2つに折ってから、ホッチキスなどでくっつければいいのです。
(実際の印刷所では、A0にA5サイズが32ページできるので、A5サイズの8ページの冊子を一気に4冊分印刷して、裁断して製本します。)

 
でも、これだけではありません。さらに、もっとすごーい特徴が、あるんです。

 

A6だろうが、A4だろうが、A0だろうが、
縦と横の比率が同じなので、見た目のバランスも同じなんです。

 
ということは、A3で作成されたデータをA4に縮小したりすることもできるんですよ。

 
その理由は、

 
a4a3setumei

 

なぜ、こういう比率になっているのか、という理由は、次の図でお考えになってください。

 
a4a3

 
ピタゴラスな世界ですね(笑)

 
マニアックな話になってきましたので、この話の続きは次回、紙のサイズの出来た歴史を紐解きながら説明出来ればと思います。

 
それでは、また来週お会いしましょう。

 

By Angus Miyaji

 

 

[service title=”デザインのことでも、いつでもお気軽にご相談ください” size=”32″]

Access Ideas印刷サービス

☆英国での印刷・デザインならお任せください☆
名刺、レターヘッド類、ビジネス文書、企業案内、
チラシ、ポスター、メニューなど承っております

担当: 鶴田 / 宮地

TEL : +44 (0)20 7405 0245 (日本語専用)

Email: こちらをクリック

見積もり依頼:こちらをクリック

[/service]

 

Submit a Comment

CAPTCHA