クリスマスと聞くと、皆さん何を思い浮かべますか?
カード、ツリー、ソング、コンサート、マーケット、ディナー、ケーキ、プレゼントetc….
今年も12月25日英国時間午後3時より、女王の約10分間のメッセージが、英国及び英国連邦諸国のテレビ・ラジオで放送されます。
さて今では恒例行事となった英国王室のクリスマススピーチ、その始まりは1932年の現女王の祖父・ジョージ5世国王の時代にさかのぼります。
この初のクリスマススピーチは12月25日午後3時からラジオで生放送されました。
それ以来80年以上も、毎年同じ日の同じ時間に行われているのですが、実はたった1年だけ放送されなかったのが1969年。
既に編成されていた王室関連の特別番組が放送されました。
しかし伝統が途切れたことに対しての不満の声が多く、翌年からはまたスピーチが復活したそうです。
エリザベス女王が始めてクリスマススピーチを行ったのは即位の1952年。
そして1957年にはテレビでの放送が始まりました。当時女王は31歳。
一年を振り返りながら、ご自身が感じていらっしゃることをいつも上手くまとめられています。
英国王室Webページでクリスマススピーチの歴史と毎年の原稿が紹介されています。
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2013年は、ご自身の在位60周年、ジョージ王子のご誕生、チャールズ皇太子のスリランカ御訪問などに触れられましたが、2014年はどんなお話をされるのでしょうか?